Fusion360の解析精度


前回に引き続き、無料からはじめられるオートデスク社のFusion360(standard)の線形静応力解析機能で、応力値の精度を上げて検証しました。
(→前回の変位検証

前回の続きですので、評価を行う為の簡単な直方体形状の鉄製板モデルから、そのたわみ値を静応力解析で求めての変位結果の続きとなります。

材料のヤング率、荷重条件から求められた変位を積分する際に、精度によって計算誤差が大きく含まれます。

有限要素法で解析精度を上げる方法として、一般的にはモデルをメッシュ切りする四面体要素を小さくする方法と、アダプティブ法による収束条件を厳しくしていくという方法がありますが、無料からはじめられるFusion360にも、これらの機能が備わっています。

精度を検証する為、エクセル計算で求めた応力値と、Fusion360が求めた応力値とを比較して精度をあげました。具体的には、与える荷重からモーメントを求めて、これを断面係数Zで割る(徐する)と、応力が求まるという材料力学の基本公式があります。

ところで、完全クラウド形式のFusion360ですが、25GBの保存容量では、さすがにヘビーなデータ容量になる解析データ向かないようです。クレジットの購入を求められましたが、解析メニューに「ローカル」の選択が可能になっています。ローカルを選択することで、Fusion360で、無事静応力解析が動作しました。下記の検証動画をご覧ください。





↓↓↓↓↓↓↓↓↓Fusion360の応力解析値の検証動画